| オイル インプレッション
■ 0W-40Racing Spec
全日本選手権では、通常、決勝トライ前にオイルを交換していました。
ジムカーナは“超スプリント”。オイルには“持ち”より“超低フリクション”が要求されるため、普通はすぐにオイルがヘタってしまうからです。
このオイルは夏場の過酷な条件で使用しても、まったくコンプレッションが落ちず、逆にエンジンの調子が上がっていきます。
このオイルを、真夏の九州ラウンド → サスペンションテスト → タイヤテスト → 鈴鹿ラウンド
と無交換で使いましたが、まったくヘタる気配がありませんでした(厳密には、“ヘタらなかったので、替えなかった”のです)。
その上、驚異的に低いフリクションにより、ジムカーナなどのスプリント競技でも高い性能を発揮します。
この“持ち”を考えると、非常に経済的なオイルといえます。
■ 0W-30Racing Spec
“持ち”は、0W-40Racing Spec
に譲りますが(それでも、一般的なオイルとは比べ物にならないくらい持つ)、0W-40Racing
Spec
以上に低いフリクションで、エンジンが“めちゃくちゃ気持ちの良い”フィーリングになります。
その違いは、免許を取り立てのドライバーが乗っても分かると思われるほど。MINE
ラウンドでの表彰台は、このオイルの存在抜きには考えられません。
■ 5W-50Racing Spec
“NA エンジンに 5W50?”と思われる方もいるでしょう。
でも、そんな先入観は、このオイルを一度使うと消し飛んでしまうに違いありません。
いわば、“粘度は5、耐熱性は50”といったフィーリングのオイルで、これまた非常に長時間、性能を維持する能力があります。
私は、シーズンオフのテストやプラクティスではもっぱらこのオイルを使用しています。エンジン保護を最優先に考えるドライバーに、絶対のお勧め。しかも、低フリクションで、真冬でもエンジンの吹け上がりは良好。
距離を走って少しヘタって来ているエンジンや、コンプレッションが落ち始めたエンジンにもこのオイルは最適と思われます。
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